生活に支障をきたす、ゲーム障害はいびつな脳発達を誘発する
2018年6月18日に、WHO(世界保健機構)で国際疾病分類(ICD-11)にも新たに加えられることなった「ゲーム障害」。
長期ゲーム依存になることで、様々な健康被害が生じる、つまり「病気」であると認定されるほど、重大な問題を抱えています。
ゲームに依存する背景には、発達障害などの基礎疾患が隠れている可能性もあります。
ゲーム障害に陥ると、下記のような日常生活に支障をきたしています。
<日常生活に起こる変化>
・昼夜逆転
・朝起きられない
・学校に行かない
・勉強をしない
・会話をしない
・動かない(部屋から出ない)
更にゲーム依存のが長期に続くと下記のような症状が目立つようになってきます。
<現れる症状>
・すぐキレる
・我慢できない
・人を避ける
・睡眠障害
・うつ
MRI脳画像診断ではこれらの症状をより精度よく検証することができます。
ゲーム障害に陥ると、生活サイクルを乱し、脳の発達は必然的にアンバランスな状態になっていきます。
容易にキレる、我慢できたことができなくなるなどの上記のような症状が現れます。
WHOの国際疾病分類の認定については、反論など様々な議論がされていますが、脳を見る限り、
早めの対処を行うことが必要です。